日常ゴーゴー!

取るに足らない日常の記録にただただ徹するブログ。

「頭文字D」のカフェ。

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車の仕事をしてるわりには、車についての自分の知識は驚くほど貧弱だ。

エンジンの構造とか車整備の専門的な知識はもちろん、どの車種のSPECはどうだとか、アルミホイールやパーツがどうのこうのとかいうのもまるで詳しくない。

運転が好きなのは確かなのでいまの仕事も続いているわけだけど。

職場の諸先輩や同僚はやっぱりクルマ好きな人が多く、仕事の合間の雑談でもあの車はどーだのこの車はどーだのと、僕にとってはマニアックな話題で盛り上がっている。自分はまったく話についていけず、いつも情けない思いをしている。

少し車に関する知識を仕入れないとなー。

先日群馬県渋川へ車の引き取りに行った。

このへんまで来ると関東平野もどん詰まりでそろそろ山あいが迫ってくる。渋川伊香保草津、四万など有名な温泉地も多い。

高崎で列車を乗り換えさらに数駅。車内にはいかにも旅行へ行く雰囲気のお客もちらほらいて、こっちも半分遊び気分になってしまう。

渋川駅を降りバスに乗ると遠くに赤城山。数日前の雪で山肌がうっすらと白い。路面の雪も多少心配だったが道ばたに少し残っている程度だ。

お客から車を引き取り、帰りの経路をナビで検討。まっすぐ渋川伊香保インターから関越に乗れば早いのだが、せっかく観光地まで来たので少しドライブを楽しみたい。下道で高崎まで行くことにした。空も晴天だし気持ちのよい走りになりそうだ。

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ナビを見ていたらそれほど離れていない場所にに「レーシングカフェ・D'z GARAGE」というお店を発見した。

店の説明を見るとマンガ「頭文字D」の世界観をテーマに作られたカフェらしい。

車にうとい自分でも「頭文字D」ぐらいは知っている。主人公が実家の豆腐屋の車で峠を攻めまくる物語で、走り屋たちのあいだではバイブルとなっている。自分も原作こそ読んでないが図書館にOVAがあったので借りて観た。

知らなかったが、この渋川周辺の峠道が原作の舞台となっているらしい。

ネットに出てきたD’z GARAGEの店内写真を見るといたるところに車関係のパーツが展示され、まさにガレージ感覚だ。

この店に入れば少しは車にくわしくなれるのではないかと思い行ってみることにした。

 

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これがお店の外観。もう午後遅い時刻だったので

逆光でいー感じの写真になってます。

パーキングスペースにはいかにも走り屋好みのカスタムカーが何台か並んでいる。自分のようにあまりクルマに熱心でないシロートさんには少しハードルの高さを覚える。

ビクビクしながら中に入ってアイスコーヒーを注文すると、スタッフのおにーさんは意外に気さくな感じでホッと安心した。

カウンターに座ると目の前にはクラシックなバイク(ホンダのCBナナハン?)などがさりげなく展示され、オシャレなカーショップの雰囲気満点だ。カウンターは普通のスツールだが、テーブル席の椅子はみんなレース車用のバゲットシート。徹底したこだわりだ。

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さらにお子さん連れの客へのサービスなのかオーナーさんの趣味なのか、フロアをたくさんのフィギュアが埋め尽くしている。これならおとーさんがクルマ談義に夢中になってても子どもは飽きないで遊んでいられそうだ。

頭文字D」がテーマのお店なのでもちろんTシャツやトレーナー、キーホルダーなどのキャラクター商品も販売されていて、充実した品揃えだ。

仕事の途中なのでゆっくりできなかったが近くにスカイランドパークというレジャー施設もあるようなので、もう少し暖かい季節になったらプライベートで来てみよう。