
FBに地元でアコースティックライブがあるという告知を見て、夕方から足を運ぶことにした。
会場は小さな居酒屋で、定刻少し過ぎて到着、店のガラス窓から中をのぞいたらもう1組目が始まろうとするところ。
狭い店内はカウンターも立ち見のお客もぎっしり。カウンターには小料理が並び、居酒屋なのでもちろんお酒も出ているらしく店内に集まった人々はすでにハイテンションなのが外からガラス越しに見てもうかがえる。
どうやらみなさん顔見知りの身内のようだ。
その中に見知らぬ人間がまぎれこんでも浮きまくるのは目に見えてるだろう。
今までの自分ならこれも修行と考え、場違いとは思いつつもムリしてその場に飛び込んだものだが、最近はトシとって守りに入ったのか、居心地のよくない場所はなるべく避けるようになった。
なので今回も外から中の雰囲気をうかがって、そのままあっさりとスルー。チケットをとってるわけでもないし。
時刻はまだ7時前だ。イナカは夜が早く8時をまわるともう町は寝静まって真夜中みたいになってしまうが。
とりあえず国道沿いの大きなレジャーランドへ行って 1時間ほどビリヤードで遊ぶ。時間が早いせいか店内もまだガラガラだ。
球を撞き終え、まだ8時。店の外に出てネットで調べてみたら、近くのモールのシネコンでこれから映画「宝島」が始まるところだった。
見たかったんだー「宝島」。だが上映3時間の長丁場なので二の足を踏んでいた。仕事のあとに見るのはちょっとしんどいし休みの日もいろいろやりたいことがあるので時間がとれない。
そろそろ上映終了しそうなので今のうちに見ておこうとモールへ足を運ぶ。
先にシネコンでチケットを買い、上映まで30分あるのでそのへんの店でものぞこうとブラブラしてたら、閉館のアナウンスが。
そうかモールの店も8時にはだいたい閉まってしまうのか。まあこのへんに限らずモールはどこもそうなんだろうけど。
これじゃ仕事帰りにちょっとモールで買い物なんてなかなかできないな。飲食店はもう少し遅くまでやってるが。
時間になったのでシネコンへ戻り「宝島」上映するスクリーンへ。
客席を見わたしたが客は自分以外ゼロ。
チケット買うときに席はどの辺がいいか聞かれ、どこが空いてるか聞くと全部空いてますと言われたのを思い出す。
大作のわりに興行成績伸びずに苦戦しているらしいが、やはり人ははいってないのか。今週末で上映終わってしまうし。
誰もこないまま映画が始まる。3時間の長丁場だが、貸切状態なのでのんびりとリラックスして観れた。
いつも映画観ながら感想をメモったりしてるが、今回は人がいないので真っ暗な中でもスマホの明かりで字を書くことができてラクだった。感想はフェイスブックにも上げてますが、また別の機会に。
映画が終わりシネコン出て、誰もいない通路をとぼとぼと歩く。時間見るとまもなく午前0時。こんな時間までモールにいたのはたぶんはじめてだ。
駐車場に止まってる車も自分のだけ。どうやら自分がいちばん最後の客のようだ。
モールを出て深夜の通りを走り出す。静まり返り、人の気配はまったくない。
10年ばかり前、運転代行のバイトをしていた時期がある。その頃はこの時間でももう少し人でにぎわっていた。代行の依頼もけっこう入ってたんだけどな。
開いてる店が減れば夜遊びに出てくる人も減るわけで、これはもう悪循環だ。コロナ以降ずいぶん変わってしまった。単純に少子高齢化のせいかもしれないけど。
そんなことを考えながら真夜中過ぎの街を帰途についた。