今週は火木土と1日おきに休みをとっていたが、あいだの水金も仕事が入らず休みになった。まさかの5連休。
急に休みが決まっても予定なんかたたない。といって1日家でダラダラ過ごして終わるのももったいない。
なので水曜は午後から近所の柏までエリック・クラプトンのコンサートを映画化した「エリック・クラプトン アクロス24ナイツ」を見に行く。
海外ミュージシャンの来日公演にはマメに足を運んでいるが、クラプトンはなんとなく足を運ぶ気になれずいまだに未経験だ。「ギターの神様」なので敷居が高く感じられるのかもしれない。
「アクロス24ナイツ」はそのクラプトンが1990年代はじめに行なったライブツアーの映像を厳選したライブ・ドキュメントだ。
オーケストラとの共演したステージから、少人数のバンド編成でのプレイまでいくつかパターンがあり、フィル・コリンズなど大物ミュージシャンもゲスト出演してプレイする。
今から30年以上も前の映像なのでクラプトンもまだ若い。
このあとアンプラグドがヒットしたり昔のブルースナンバーをカバーしたりとどんどんシブ味を増していくが、この時期はギンギンに脂がのりきってます。
最近のライブではやや手を抜いてるとかの声もあって、よけい観に行く気も失せたりしてるけど。
この映画では、オーケストラ奏者一人ひとりの表情や楽器を奏でる指先など、大会場の客席からは分かりづらいディテールを、超どアップやあらゆる角度から、分割映像も多用してたっぷり見せてくれる。ギターソロを弾きまくるクラプトンの指づかいにギター小僧は大注目だろう。
2000円で来日コンサートを一本堪能できたようなお得感を感じつつ劇場をあとにした。