コロナが落ち着いてきたせいか洋邦問わず大物ミュージシャンのコンサートが続いている。
先日ジャクソン・ブラウンの来日公演を観たばかりだが今日はドゥービー・ブラザーズの武道館公演に行った。
もともとそれほどライブに足を運ぶタイプではないのだが、このところ自分がリアルタイムで聞いてきたアーティストの方々の訃報が多く
今のうちに見ておかないともう見れないかもしれないという焦燥感も感じ始め、
観れるものはできるだけ観ておこうと心境が変化した。
出費がかさむけど、こっちが先にくたばるかもしれないしw
というわけで電車で都内へ。
むかしは武道館に行くには途中何度も電車を乗り換えなければならず面倒だったが、いまは一本で九段下まで行けて便利になった。
時間に余裕があったので、古書店街でもブラブラしようとひとつ手前の神保町で降りる。
地上へ出ると目の前に@ワンダーという古書店が。
この店はサブカル系や映画関連書籍など僕の大好物がいっぱいなのでよく足を運んでいる。
今日はライブを控え時間もないのでハヤカワ・ミステリ文庫のエリック・アンブラー「真昼の翳り」1冊だけ購入。
ずっと探してた1冊だが、なんせ時代ものなのでそこらのブックオフでは手に入らない。
はたしてもう一度読むことがあるかどうか分からないが手元にあるだけでも満足だ。
ただのジジイの懐古主義と言われそうだが、はい、そのとおりですw
@ワンダーを出て近くの珈琲館で軽く腹ごしらえ。
ナビで調べたらそこから武道館まで歩いて10分ほどなので九段下の坂をちんたら上っていく。
しだいに同じ方角へ向かう人が増え始め、武道館へ向かう大きな流れになっていく。ライブへの期待感が高まっていく感じを久しぶりに思い出した。
なわけでずいぶんご無沙汰だった武道館。割り当てられた席はステージのほぼ真横。
あまり場所にこだわる方ではないが、これじゃほとんどお客を見にきたみたいだなw
ということでいつものように前置きが長くなってしまったがコンサート開演。
席が狭いので立ったりしたら迷惑かなと気にしていたが、となりの女性客がけっこうノリノリだったのでこっちもトシをわきまえず踊りまくってしまった。
ま、ドゥービーみたいなアメリカン・ロックは座って静かに聴くもんじゃないよなw
ラストの「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」では会場が大合唱。
少しずつコンサートもコロナ前の雰囲気に戻りつつあるな。久しぶりに汗かいたわ。