昨年、検査で大腸にポリープが見つかり、年が明けてから一晩だけ入院して切除したが、
ほぼ同じ時期にうちの母もやはり大腸の検査で引っかかり、あらためて精密検査を受けることになった。
考えてみれば親子で似たような食生活を送っているわけで、同じ臓器が故障するのは当然ちゃ当然かもしれない。
で、僕とほぼ入れ替わりで同じ病院をかわるがわる行ったり来たりしてたのだが、
どうもその病院では技術的な問題で母の検査がうまくできないらしく、家から少し離れた別の病院を紹介された。
僕のポリープはさいわい悪性のものではなかったが、母のほうはただのポリープなのか、それともガンのような始末の悪いものなのだろうか。
なんせ80に手が届く年齢なので、こちらとしても心配ではあった。
昨日、母を車に乗せて紹介された病院へ行き、くわしく診てもらったところ、
どこも悪いところはないという拍子抜けするような結果だった。
だったら最初の検査で引っかかった原因はなんだったのだろう。
結果しだいではそのまま入院して手術という可能性もあったのだが、その必要もなく病院から車で帰途につく。母は前の晩から食べていないので途中ファミレスに寄り遅い昼食をとった。
どこも悪くないと分かってホッとしたのか、母も声や表情が急に元気になった感じだ。やはり自分でも心配だったのだろう。こっちもひと安心だ。
しばらく医者通いからは解放されるなあ。