明日は3月11日。
震災からちょうど10年だ。
今朝の朝刊は隅から隅まで震災関連の特集記事でいっぱい。
以前にも書いたが、10年たったので節目とか一区切りとかいうのは全然ないと思う。とくに被災者の方々にとっては。
震災直後、一度だけガレキ除去のボランティアに参加した。あの当時、急にボランティア活動に目覚める人たちに対し、偽善だとかいろいろ批判の声もあったが、何もしないよりよかったのではと思っている。
震災がきっかけというわけではないけど、それまでは電車で1時間半かけて通勤していたのが、地元で働くようになった。だいたい車で20分ぐらいの範囲内で。
朝食もそこそこに慌ただしく電車に飛び乗るなんてこともなくなった。都内や近隣の都市へ通勤するサラリーマンのみなさんには申しわけないような、のんびりした時間を毎朝過ごしている。
これだけコロナが拡大しているのにいまだに感染をまぬがれているのは、きっと満員電車と無縁ということもあるだろう。
緊急事態宣言もまた2週間延期になってしまった。こうなったらもうひと月も半月も同じようなもんだ。あとだしジャンケンみたいなやりくちには腹がたつが。
まあ、今月からジムが通常営業に戻ったので少しは我慢できるが。
公共の図書館はあいかわらず休館がつづくだろう。でも図書館が開いてないとそのぶん家の本に手がつけられるので、積ん読がだいぶ消化できた。悪い面ばかりでもない。
3月も中旬に入り、だいぶ暖かくなってきた。深夜バイトから帰宅するのも少しラクだ。
つい寄り道したくなって、こないだはわけもなく1時間ほど車を走らせた。店なんかどこもあいてなかったけど。
今度こそ緊急事態が解除されたら、いろいろ新たなことにチャレンジしてみよう。そんなエネルギーが少しずつ体の中にたまってきたような気がする。
震災もコロナも乗り越えていかなけりゃな。