病室でヒマもてあましてるので連投いたします。
今回ひと晩だけの入院で、それほど大手術でもないということなので、気分がヘコむこともなく
慌ただしい俗世間から離れ、少しのあいだゆっくりできそうだ。
ふだんなかなか集中して読めない本数冊、ネット見たりするためのPCなどを携えて、ちょっとしたバカンスモードで病院入りした。
スキャンダルを起こした政治家が「体調不良」という名目で入院するのと似たような気分だ。
手術を受けるまではさすがに落ち着かなかったが、とりあえずそれも済んであとはのんびりリラックスタイムだ。
ベッドでアイポッドで音楽聴きながら読書。
これも長時間になると少し飽きてくる。思ったほど集中できない。性格が定住性農耕民族ではなくて移動性狩猟民族なので、ひとところにじっとしていられないのだ。
点滴をズルズル引きずりながらロビーへ。ずっと点滴につながれた身で、何をするのも手間がかかる。今夜中には外れるということだが。明日の朝は晴れて1日半ぶりの食事だ。
ロビーから窓の外を眺める。7階の病棟からは広い空にかかる雲、遠くの山々が一望でき、傾きかけた陽の光に染まっている。
昨年うちの父親がここへ入院し、何度か見舞いに来たので、この風景もおなじみだ。
さらにうちの母親も精密検査で僕と同じ場所に異常が見つかり、つい半月ほど前ここで検査を受けた。家族全員トシをとってくると病院と縁が深くなるなw
テレビは有料なのでとりあえず見ないつもりでいる。ひと晩だけだし、せっかく俗世を離れたので余計な情報はシャットアウトしたい。スマホでネット見るだけで充分だ。
どうしても外の情報に触れたくなったら、パソコン開いてラジコでも聴くことにしよう。
仕事先ともメールで連絡つくので入院しながら原稿書いたり送ったりも可能だ。まあ、あまりやる気はしないけどw。
夕刻、病室の他のベッドには次々と夕食の膳が届いている。うまそうな匂いがカーテン越しに流れてくる。ハラの虫が鳴き始める。
ロビーへ行ってたそがれてこよう‥‥