日常ゴーゴー!

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「ゴジラ−1.0」感想。

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新年早々、地震や飛行機事故などとんでもないことが続いてますが、みなさんどんなお正月をお過ごしでしょうか。

さて、去年の暮れ「ゴジラかジムか」というエントリをUPしましたが、その後どうなったのか、はたしてゴジラは見ることができたのかと気になってる方もいらっしゃるかと思うので(いないいないw)その後どうなったかを報告します。

結論から言いますと、昨年のうちに「ゴジラ-1.0」鑑賞いたしました。

あまりネタばれしない程度に感想書きたいと思います。

ネット上では「名作」「観るべき」など大絶賛の嵐が吹き荒れた本作。

そこまでとは思いませんでしたが(失礼)自分もまあまあ楽しめました。点数つけるとしたら80点ぐらいかなー。

ゴジラが街を襲い暴れまわるシーンは予想どおりすごかったです。

でもまあ厳しいことを言うようですが、怪獣映画であればそういう場面がすごいのは当たり前というか必須の条件でしょう。そのへんがチャチだったらこれまで幾多の怪獣ものを観てきた大人の観客を満足させられない。

ゴジラ−1.0」はそういう特撮シーンはもちろんのこと、同じくらいに人間ドラマの部分もよかったです。

最初のうちはちよっとのんびりした展開で「三丁目の夕日」みたいだなーと思ったりもしましたがw、徐々に引き込まれていきました。

一番の功績は主演の神木隆之介さんの演技力でしょう。

失礼ながら自分はこれまであまり彼の出演作を見てなくて、見た目も童顔だし「どうせ子役上がりだろ〜」みたいに斜に構えながら本作も見始めたのですがw

ほんとにすいません。前言撤回、やっぱり子役からのし上がったひとはスゴいです。

とにかく思った以上に彼の芝居がしっかりしていて、ちゃんとエンタメの虚構性を支えられていたと思います。

もう一人、吉岡秀隆さんにも今回あらためて注目しました。

正直いってこれまでの彼の仕事もそれほど熱心に観ていませんでした。

このひとも子役上がりで、それこそ「北の国から」の純や「男はつらいよ」の満男のような優等生イメージが個人的にはややダメでした。

ですがこの映画で見せた変人ぶりはなかなか悪くなかったです。

シリアスで息が詰まりがちな物語をちょっと別の角度から見せてくれるというか。

この人も子役イメージ脱却からそうとう苦労したのではと想像します。

今夜9時から映画「Dr.コトー診療所」もTV放送されるのでそっちも見てみたいです。

さて、今年はいったい何本の映画を劇場で見ることができるかなー。