日常ゴーゴー!

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深川江戸資料館。

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コロナにおびえながらも電車を乗り継いで東京方面へ。

 

めったに足を運ばない江東区深川の清澄白河という駅で地下鉄を降り、地上へ出て徒歩数分の深川江戸資料館へ。

 

ライターの仕事で取材したアーティストの方がここで作品を展示しているのだ。

 

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この資料館に来るのもはじめて。入館料400円払い奥へ進むと、眼下にまるで時代劇のセットのような江戸の街並みが‥‥

 

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階段を降り、街に入ると気分はもう江戸の町人。掘割に小舟は浮かんでるわ、物見やぐらはそびえ立ってるわ。

 

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館内にもかかわらず蝉しぐれが降りそそぎ、遠くからは鐘の音。

 

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建ち並ぶ長屋の一軒一軒は細部まで作り込んであり、トイレやゴミ捨て場まで再現され、当時の人たちの暮らしぶりをほうふつとさせる。これはけっこう見応えあるわ。

 

別室では北斎や広重など浮世絵作家の企画展。描かれた当時の風景が、こういう空間で鑑賞するとよりリアルに迫ってくる。

 

取材で知り合ったアーティストさんの作品も展示されていた。

 

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妖怪画を得意とする絵師さんで、江戸の街に伝わる不思議な言い伝えをテーマにした作品がずらり。

 

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夏は怪談の季節なので例年なら絵の展示だけでなく、資料館をつかってお化け屋敷のようなイベントも開くらしいのだが今年はコロナの影響で中止。まったくコロナはお化けよりもこわい。

 

来年の夏にはぜひとも復活していてほしいものだ。