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自分のXアカウントはフォロワー数も微々たるもので発信力もたいしたことありませんが、少しでも皆さまのブログの読者増につながれば幸いかと思います。
さて、以前「イヤーワーム」という記事で自分の症状について書かせていただきましたが↓
https://nanasee.hatenadiary.jp/entry/2023/11/11/072830
自分のように聴き取りに問題がある症状は、従来
APD(聴覚情報処理障害)などと呼ばれていました。
ちょっと硬い呼びかたでアルファベット3文字の略語も覚えにくいし他人に説明しづらいなーと思っていたら、読売新聞の夕刊記事に「聞き取り困難症」という呼び名を見つけました。
記事に出ているイラストでも分かると思いますが、飲み会のようなザワザワした場所だと同席している人の声が他のノイズに重なってしまいほとんど聞き取れません。
ゆえに酒の席は大の苦手です(アルコール弱いせいもあるけど)。イラストのビールジョッキ片手になんとも困った顔してる人がまるで自分のように見えてきます。
自分の場合、比較的静かな場所で1対1で話していても、そこががらんとしたコンクリート造りのような空間だった場合、うわーんという残響音が声に重なってしまい、やっぱり聞き取りづらい。
あと通奏低音のように響き続ける空調の機械音も苦手だし、相手によって聞き取りやすい声の人とそうでない人がいる。
ほんとにめんどくさいやつです。もし相手がそんな人だったら、なるべく自分から話しかけないようにするでしょう。逆にこっちにしても、無口であまり話しかけてこない人と一緒だと気がラクだったりします。
まあ自分の場合、加齢による聴力の低下もあるのかもしれない。たしかに片耳は昔から聞こえなかったけど、こんなに聞き取りに苦労しなかった。
APDを抱える人のなかには高い確率でADHDやASDといった発達障害者も含まれるそうです。
発達障害のほうは最近になって有名人がカミングアウトしたりして広く知れわたってきましたが、じゃ発達障害者はどんなことに困っているかというのは当事者でないと分かりにくいかと思います。
聞き取り困難症というネーミング、今回初めて知りましたが、一発で困りごとを言い表わしていてたいへん分かりやすい。ぜひこのワードが広く周知されて、症状への理解が進むことを願います。