日常ゴーゴー!

取るに足らない日常の記録にただただ徹するブログ。

翳りゆく部屋。

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前の日は休みだったが夕方ごろ会社から「明日も仕事ないから休んでいいよ」と連絡があり、本日も急きょ休日に。

いきなり休みになってもどこかへ出かける予定も決まらず

午前中は起きていたが格別することもなく、天気も雨模様で肌寒く外出する気にもならず、午後はテレビを横目にトロトロ寝入ってしまった。

起きてみたら夕方5時。窓の外はもう真っ暗だ。

11月にもなると日の入りも早い。1日の終わりがあっけない。

1日外に出ないで目が覚めたら夕方、というのは最近めったになかったが、20代半ばはずっとそんな生活を送っていて、久しぶりに当時の感じを思い出した。

その頃はいわゆるニート暮らしだった。仕事もなければ当然収入もないのでどこかへ出かける気にもならず、日がな一日寝て暮らしていた。

精神科にも通っていて睡眠導入剤を服用していたのでクスリが効き過ぎだったのだろうか。

ほかに楽しみもなく唯一の娯楽といえばラジオを聴くことぐらい(インターネットもまだなかった)。深夜放送が面白くてつい夜中過ぎまで聴き入ってしまい、翌日は起きられず夕方まで惰眠する悪循環。

ま、こんな日々もいつまでも続きはしないだろうと思いつつ、なすすべもなく毎日ダラダラと過ごしていた。自分の人生でもドン底の時期だった、といまでは思う。

あの頃の暮らしぶりがウソのように現在は立派に「社会復帰」してしまった(非正規だけど)。

ま、仕事の疲れをとるために、たまにはダラダラ寝て過ごすのもいい。そんなふうに現状を肯定できるのもあのニートの日々が遠いものになりかけているからだろう。

スマホを見ると明日の仕事のスケジュールが入っていた。

ほんとうは明日は休みの予定だったのに今日と入れ替わりになった格好だ。

こんなことなら今日ダラダラ寝てないで遊びに出かけりゃよかったな。