日常ゴーゴー!

取るに足らない日常の記録にただただ徹するブログ。

田んぼを渡る風。

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8月に突入した。

この暑さ、まだひと月以上も続くのか。気が遠くなりそうだ。

お盆休みを心待ちだが、それまでどうにか日々をやり過ごすしかない。

昨日の休日は朝から曇り気味で、うちのへんでは雷を伴う豪雨もあって、浸水などがあったところは大変かもしれないが久しぶりに涼しめの1日だった。

今年の夏はあまり夕立ちがなく終日カラッカラのまま熱帯夜というパターンが多い。昨日みたいなお湿りは被害さえ出なければ大歓迎だ。

1日明けて今日はまたいつものような危険な暑さ。さっさと仕事を終わらせ、家に帰って冷房のきいた部屋ですずみたいものだ。

 

今日埼玉某所から引き取った車はエアコンがあまりきかなかった。

エアコンの不良はこの季節では致命傷だ。

スイッチを入れ、最強にすると多少は冷えるのだが、そのかわりエンジンの調子が悪くなる。高速を走ったりするのはちょっと不安をおぼえる。

この季節、エアコンの使い過ぎによるエンジントラブルは多い。一般ドライバーはもちろんだが、年季の入ったポンコツ車を運ぶ陸送ドライバーはとくに要注意だ。

途中で車が動かなくなったりしたら一大事なので、走行中はエアコンをオフにして窓全開で走り、信号待ちで止まっているときにスイッチを入れて冷やすという作戦をとる。

短い信号待ちのあいだではほとんど車内の温度は下がらない。かえって窓をあけた方がマシな感じだ。

そんな不毛な努力を続けながら高速を降りて会社の近くまでくる。

このあたりは田園地帯だ。道路の両側に広々とした水田が広がってくる。

青々とした稲穂の上を吹き渡る風はさわやかで、熱風に焼けた肌を多少冷やしてくれる。

唐突に、松任谷由実の名曲「埠頭を渡る風」のフレーズが浮かんでくる。こっちはオシャレな都会の埠頭じゃなくてカエルがゲコゲコ鳴いてる田舎の田んぼだけど。

暑さで多少ヤケになっていたので窓全開のまま大声で「♪田んぼ〜〜をわたる〜〜」と歌った。

運転中はヒマなのでこんなバカなことばかりやっている。

午後は茨城方面へ引き取り。ひと雨くれば涼しくなるんだけどなー。