2021年も半分が過ぎてしまった。
誰もが言うけど、毎年毎年あっという間だ。もちろん僕にとっても。
とりわけ個人的に7月というのは特別な月だ。毎年7月になるとなんとなく焦りに似た気持ちにとらわれる。
なぜならこの月は自分の誕生月だからだ。今年前半これといったこともなかったという思いに加え、たいしたこともしないうちにまたひとつ年をとってしまうという思いにかられる。
この1年もなんだか印象が薄かった。思い出す限りで大きな出来事といえば仕事が変わったことぐらいだ。
これも毎年のように転職を繰り返しでるのであまり大きく印象に残る出来事ではないんだが。なんせまだ新しい仕事についてふた月ぐらいだし。
まあ50代にもなったら世間の常識的にいえば、これといったこともなしに過ぎてしまうのが当たり前といえば当たり前かもしれない。感性だって若いころに較べれば鈍っているだろうし。むしろたいしたこともなく平凡に過ぎていくことを感謝すべきなんだろうが。
ま、まったく平穏無事だったわけでもない。そういえば入院・手術などもしたっけなーといま思い出したのだけど、あれこれ考えてやっと思い出すぐらいなので自分にとってあまり大きな出来事ではないのかもしれない。
外的にはたいしたことはなかっかもだけど、自分の中では精神的に変化があったように思う。どう変化したのかうまくは表現できないんだけど。
ひとつだけあげれば、一時期に較べ自分の生き方に対して肯定的にはなってきたかなーと思う。
相変わらず自分のこれまでの人生や現在の状況について不本意に感じることは多くあるけど、このトシになればあきらめの境地にもなってくるわな。不満を言ってたらキリがないし。
せめて残されたあとひと月、精いっぱい悪あがきしてみよう。なにか人生変わるかもしれない。
7月のスタートは朝から雨模様。深夜ネットカフェでパソコン作業し、明け方に帰宅する。
今日は休日。どんよりとした幕開けだが、心静かに過ごせそうだ。本当の自分を取り戻し、これからの生き方について考えてみたい。