今年はコロナの影響で思うようにいかなかった人が圧倒的に多かったのではないだろうか。
振り返ってみれば自分も今年のはじめごろはほとんど失業状態の中にあった。
ライターとして地域のイベント情報記事を書いていたがイベント中止が相次ぎ仕事は激減、
その頃は夜間に運転代行のバイトをかけもちしていたが夜の街からも人が消え、会社は開店休業状態に。
また、たまにツアコンとしてバスツアーの添乗員もやっていたが、こちらもツアーのキャンセルが続きまったく仕事がなくなってしまった。まだGOTOトラベルとかが始まる前だ。
今のコンビニのバイトが決まるまでほとんど無収入だったわけで、あの状況がずっと続いていたらと思うとちょっと怖い。
コロナ失業者が大量に出たりお店がバタバタ潰れていくなか、どうにか新しい職にもつけて無難にやり過ごせたのはラッキーだったかもしれない。
ただ、やはりメンタル的にはあまり良好とは言えなかった。
緊急事態宣言が出ていたころはまだ緊張感があったけれど、宣言が解除されたあとも依然として日常の閉塞感は続いている。
出かける機会は減り、馴染みのお店も姿を消したり営業時間を短縮、生活はぐっと地味になった。
個人的にも長年乗っていた車を手放したり体に異変が見つかったりと、わりとネガティブなことが続いた。
反面、そういったコロナや個人的な出来事が、自分の生活やこれまでの生き方を見直すきっかけになった面もあるかもしれない。
自宅に巣ごもりして身辺整理が進み、車を処分するなど生活をダウンサイジングさせ、健康管理にも気をつけるようになったことはいい面といえるかもしれない。
そんな、コロナがきっかけで自分の人生のターニングポイントになったような1年だった。
どうも記憶がポッカリ抜けてる感じで、いまいち印象も残ってないんだけど。
何はともあれ、コロナに感染せずに過ごせたのが一番だったかもしれない。