日常ゴーゴー!

取るに足らない日常の記録にただただ徹するブログ。

穏やかな月始め。

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前の晩からスカパーの録画をあれこれつまみ見しながら朝を迎える。

 

朝食後はたいてい睡魔におそわれるのだが、今日はそれほど眠気もなく、引き続き録画や読みかけの本の消化に努める。ライター関係の軽い連絡業務も二いくつか片づける。

 

午後はさすがにひと眠りしてしまった。外は暖かったようだ。そろそろ冬も終わりだな。

 

自室の整理もしたいところだが、まだ少し寒いので暖房がついていない部屋に行く気にならない。たいてい冬のあいだは自室に足を踏み入れる回数も減り、開かずの間と化してしまう。

 

ほんとうは今日は映画のサービスデーだったので近所のシネコンへ映画を観に行こうかなと思っていた。

 

ただ、今日は夜からバイトなのであまり落ち着いて映画を楽しめそうになく、取りやめにしてしまった。

 

これからバイトかー、みたいな落ち着かない気分を抱えながら映画を鑑賞するよりは、休みの日にじっくり集中して観たほうがいい。

 

せっかく1日あいてるのに、夜からバイトがあるために他の予定が入れられない。なんだかなーという感じだ。そんなにバイトに燃えてるわけでもないのに。

 

まあ今日は家でもあまりダラダラ過ごさずに読書や録画に集中できたのでそれほど悪くはない1日だったかもしれない。

 

どれだけたくさん本読んだり映画観たりしても、自分の中にそれらが蓄積されていかない気がする。やっぱり若いころにくらべて感性が鈍ってきてるのかなー。

 

そんな感じで、非常におだやかに3月は始まった。

 

夕方のニュースではコロナによる失業者が9万人だそうだ。それにくらべたら自分なんか恵まれてるほうだよな。

 

明日は雨模様かー、また寒くなりそうだ‥‥‥

3月の始まり。

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2月は若干更新のペースは落ちたが、まあまあ充実した一か月であった。

 

逆に充実してたからこそ、ブログなんか書いてるヒマはなかったのかもしれない。

 

ただ、あまり順調すぎて飛ばしまくると大事なものを置いていきそうになるので、たまにはブレーキをかけ、速度をゆるめて自分の現状を見回したい。

 

などとつらつら考えている3月1日の朝。ちなみに月曜日だ。

 

まだ世間は動き出していないのか、おもてはとても静かだ。あ、春休み中だから登校する小学生もいないのか。いや、春休みはまだ先か。

 

大人になると季節の変化にうとくなる。いや自分の場合、秋冬のボーナスとか年中行事的なものがあまりないから。春だろうが夏だろうが同じペースで過ぎていく。

 

さしあたって1週間後に迫った緊急事態解除のほうが目下の問題だ。

 

ほんとうに解除されるんだろうな? コロナの息の根を止めるためにもう一か月なんてことはないだろうな。

 

こっちの息の根が止まっちまうわ。

 

週末の都内の感染者は2日続けて300人台。また少し数を戻してるようだが、緊急事態前に比べればだいぶ減った。やりゃあできるじゃん。

 

緊急事態が解除されて図書館とか公共施設が再開すれば、日常のパターンもまた取り戻せるだろう。また第4の波が来なければいいけど。

 

今日は1日か。映画のサービスデーだからシネコンでも行くか。ちっとも自粛してないな。

 

 

おおいなる眠り。

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2月最後の土曜日、朝からよく晴れた。

 

前の晩バイトから帰宅、いつもならそのあと朝まで録画した映画を見たりしながら起きてるのだが、わりと早めに寝てしまった。起床は朝8時。

 

ここんとこ意識して睡眠はしっかりとるようにしている。というか、家にいるとすぐに眠くなってしまう。とても睡魔に抵抗できない。

 

昨日の金曜も朝方バイトから帰宅したあと、昼食をはさんで1日寝ていた。

 

以前はそんな風にほとんど寝たきりで1日過ぎてしまうと、無意味に日を送ってしまったような気がしてかなりヘコんだもんだが、最近はそうでもなくなってきた。

 

寝ることもそれなりに十分意味がある。当たり前だが人間、睡眠をとらなければ生きていけないし。長期的に見ると短い眠りは寿命を縮める原因にもなるという。

 

たとえ1日ほとんど寝て過ごしてしまったとしても、それはそれでけしてダラダラ怠惰に過ごしているわけではない。

 

自分の場合1日8時間、週5日フルタイム働いているわけでもないし通勤も車で片道20分と短いので、普通の人より時間の余裕はあるほうだろう。その時間をそっくり睡眠にあてられるのは貴重なアドバンテージでもある。

 

たっぷり眠りをとるとメンタルにもいいのか、ここんところこれといっていいことごあるわけでもないけど、わりといい気分で過ごしている。精神衛生的にもいいようだ。

 

今日は外出する用事がある。天気もいいしたっぷり睡眠とったので体調良好で出かけられそうだ。

2枚のミスチル。

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八王子のリサイクルでCDがどれでも1枚100円で投げ売りされていて、何枚か買ったうちのミスター・チルドレンのベスト盤。

 

1枚は1996ー2000年のベストで、骨盤、肉盤と2種類出ているが、そのうちの骨盤のほう。

 

もう1枚はそのあとにこれも2枚同時発売された「MICRO」「MACRO」のうちのMICRO盤。

 

相方の肉盤、MACRO盤がないのが残念だ。根気よく探せばあったかもな。

 

もともとミスチルに関してはオリジナル盤で全部揃えようと思っていて、曲がダブってしまうのでベスト盤は買わないつもりでいたのだが、オリジナルで全部集めるのはなかなか大変だし、1枚100円なのでつい手が出てしまった。

 

ミスチルも歴史の長いバンドなので、よく聴いていた時期とあまり聴いてない時期があって、

 

ベスト盤の曲が時系列順に並んでいるのかちょっと定かでないのだが、今回手に入れた骨盤とMICRO盤には自分がいちばんミスチルをよく聴いてた頃の曲が収録されているようだ。ラッキーだったな。

 

MICRO盤のほうは初回限定の特別版なのか、ブックレットが分厚くて豪華で、ジャケットは両開きでディスクを収める部分がふたつある。

 

なのに僕が買ったやつにはディスクは1枚しか入っていなかった。もうひとつの収納部分はもぬけの殻。まあ100円だからいいけど。DVDでもついていたのだろうか。ネットで調べてみよう。

 

さらにジャケットは透明なケースに入っていたのだが、ケースに書いてある文字が「MR.CHILDREN MACRO」になってる。つまり「MACRO」のケースにMICROが入ってたわけで。

 

まあいいか、何度も言うようだけど100円だから。

 

中古CDの場合、たまーにこういうことがあります。ジャケットと中のディスクが違ってたり。お店のスタッフもたまに確認が行き届かなかったりするのでしょう。

 

いずれにせよ2枚のベストで懐かしのミスチルの名曲をたっぷり味わえそうです。

 

ミスチルの曲にはちょっとした思い出があって、

 

10年ほど前に網膜剥離をわずらってしまい、都内の病院で手術を受けたのだが、

 

手術のあいだ、ずっとミスチルの曲が手術室の中に流れていた。

 

担当の先生がミスチルの大ファンだったのか、患者をリラックスさせるために流していたのかは不明。

 

ま、そのおかげで失明することもなく今も暮らせてるわけで、ミスチル、感謝。

 

 

 

八王子の収穫。

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病院も退院したしコロナ感染者数もかなり減ってきたので久しぶりに日曜、車で遠乗り。およそ半年ぶりに八王子まで行った。

 

着いたのはちょうどお昼どき。以前来たときに見つけた「かごの屋」という和食レストランへ。

 

ここで食事するとお店の駐車場が3時間無料になる。あたりを散策するには好都合だ。

 

お店を出て少し歩いたところでさっそく古書店を発見。「古書むしくい堂」というユニークな名前のお店だ。

 

八王子は古くから栄えていた町だ。むしくい堂さんも歴史あるお店なのか、かなり古めの貴重な本がそろっている。

 

ただしブックオフあたりとはちがってそれなりにいいお値段だ。ま、古書マニアの人にはごく普通の値段なのだろうけど、僕はただのビンボーな本好きなので。

 

それでも特価本を含め4冊で千円を越え、ふだんのブックオフとは段違いの散財をしてしまった。

 

むしくい堂さんの書棚がいい本ぞろいで見ごたえあって、つい時間も忘れて見入ってしまい、ほとんど散策もできずにかごの屋さんの駐車場に戻る。今度来たときは街歩きもしよう。

 

市街地を離れ陣馬街道を山あいへと入っていく。陣馬高原という高原があるらしい。

 

途中に童謡「夕焼け小焼け」の発祥地があり「夕焼け小焼けの里」と呼ばれているそうだ。

 

ずっと昔に一度来たことがあって、その時は公共の施設のようなところで入浴した。そのときの建物が残っていてびっくりしたような懐かしいような。

 

さらに奥へ進むと道はしだいに狭くなっていく。リュックを背負ったハイカー風の人たちを何人か見かける。どうやらこの先は登山道のようだ。これ以上は車では入れないと判断、引き返す。

 

山を下り、ふたたび市街地へ。リサイクルショップを一、二件見つけ、のぞいてみる。古くからの町のせいかリサイクル品というより古道具が並んでいる感じだ。それなりに興味深くはあるが、あいにく骨董品蒐集の趣味はない。

 

そのかわりにCDがどれでも1枚100円というコーナーを発見。

 

まあ投げ売りしてるぐらいなのでたいしたものはないのだが、中に何枚かベスト盤がまぎれこんでいる。ヒット曲が揃ったベスト盤はブックオフなどでもなかなか値段を下げないものだが、この店ではベスト盤も何も関係ないらしい。

 

ふだんは絶対に手を出さないであろう浜崎あゆみやミーシャのベストとかを、1枚100円に乗せられてつい4、5枚も買い込んでしまった。

 

というわけで八王子買い物ツアー、まあまあの収穫だった。

 

帰りは八王子から滝山街道という道で、あきる野サマーランドのあたりに出る。

 

20年以上前、夜間配送の仕事でこのへんを毎晩のようにトラックで行き来していた。その頃はまだ圏央道もなかったが、あきる野ICもできてすっかりあたりの風景も変わってしまった。写真はいまの様子だ。

 

むかしよく走った道を久しぶりに走り、時の流れも感じた日曜日の夕暮れだった。

 

 

 

 

 

 

 

病院の夜。

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手術から一夜明け、おととい午前中に退院した。

 

入院中は夕食も食べられず空きっ腹を抱えながら、ふだん家ではなかなか落ち着いてできないPC作業に専念する。

 

ベッドで寝そべりながらPC始めたが、キーボードをたたく音がカタカタ響いて他の患者さんの迷惑になりそうなのでロビーへ行く。

 

しばらくPCに向かっていたが時刻が9時まわると無情にも天井の照明が消され、真っ暗に。

 

9時消灯か。早すぎるぜ‥‥

 

部屋へ戻ると他の患者さんもそれぞれ自分のベッドの明かりを消してもう眠りにつこうとしているようだ。これは右へならえせざるをえない。

 

ベッドに寝そべりスマホのライトをつけて本を読みだしたが、目が疲れるのであまり集中できない。

 

あきらめて0時前には寝入ったがもともと夜勤体質なので2時間おきぐらいに目が覚めてしまう。することもなく、用を足しにトイレへ。

 

白々と明かりに照らされた誰もいない廊下を歩く。大きな窓から夜景が見える。僕が住んでるのは東京郊外のチャチな町だが、街明かりだけ見るとずいぶん都会っぽい。

 

なんとはなしに、若いころ都内のテレビ局でバイトをしてたころの感覚が身体によみがえってきた。

 

テレビの仕事は収録が長びいたりして夜遅くなる。終電もなくなるような時間だとタクシー券をくれたりするが、僕は家が遠いし翌日また電車で出勤するのも面倒なので、けっこう何泊も泊まりこんでいた。

 

テレビ局の中にはそういう宿泊室も用意されている。薄暗い部屋で二段ベッドに横になるが熟睡できるわけでもなく、夜中に局の中をウロウロしていた。

 

窓の外には夜明けまでこうこうと明かりを灯した高層ビルが建ち並んでいる。昼間は大勢の人が行き来してにぎやかなテレビ局もこの時間はひっそりと静まり返り、都会の孤独を味わったもんだ。

 

そんなことを思い出しながらトイレを済ませ、病室へ戻る。やはり眠れないのかパジャマ姿の入院患者の方が窓辺に立ってじっと夜景を眺め、何かもの思いにふけっていた。病気するといろいろこれまでの人生とか振り返りモードになるよな。

 

夜が明けてきて空が赤く染まり始める。ひと晩だけではあったがゴタゴタした日常からはなれ、これまでの自分も少し振り返ることができた病院暮らしだった。

 

 

 

 

 

 

病室でバカンス。

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病室でヒマもてあましてるので連投いたします。

 

今回ひと晩だけの入院で、それほど大手術でもないということなので、気分がヘコむこともなく

 

慌ただしい俗世間から離れ、少しのあいだゆっくりできそうだ。

 

ふだんなかなか集中して読めない本数冊、ネット見たりするためのPCなどを携えて、ちょっとしたバカンスモードで病院入りした。

 

スキャンダルを起こした政治家が「体調不良」という名目で入院するのと似たような気分だ。

 

手術を受けるまではさすがに落ち着かなかったが、とりあえずそれも済んであとはのんびりリラックスタイムだ。

 

ベッドでアイポッドで音楽聴きながら読書。

 

これも長時間になると少し飽きてくる。思ったほど集中できない。性格が定住性農耕民族ではなくて移動性狩猟民族なので、ひとところにじっとしていられないのだ。

 

点滴をズルズル引きずりながらロビーへ。ずっと点滴につながれた身で、何をするのも手間がかかる。今夜中には外れるということだが。明日の朝は晴れて1日半ぶりの食事だ。

 

ロビーから窓の外を眺める。7階の病棟からは広い空にかかる雲、遠くの山々が一望でき、傾きかけた陽の光に染まっている。

 

昨年うちの父親がここへ入院し、何度か見舞いに来たので、この風景もおなじみだ。

 

さらにうちの母親も精密検査で僕と同じ場所に異常が見つかり、つい半月ほど前ここで検査を受けた。家族全員トシをとってくると病院と縁が深くなるなw

 

テレビは有料なのでとりあえず見ないつもりでいる。ひと晩だけだし、せっかく俗世を離れたので余計な情報はシャットアウトしたい。スマホでネット見るだけで充分だ。

 

どうしても外の情報に触れたくなったら、パソコン開いてラジコでも聴くことにしよう。

 

仕事先ともメールで連絡つくので入院しながら原稿書いたり送ったりも可能だ。まあ、あまりやる気はしないけどw。

 

夕刻、病室の他のベッドには次々と夕食の膳が届いている。うまそうな匂いがカーテン越しに流れてくる。ハラの虫が鳴き始める。

 

ロビーへ行ってたそがれてこよう‥‥