以前から読書記録サービス「ブクログ」に読んだ本を記録していたが、新たにもうひとつ、自分の所有する本の管理のためのアカウントを開設した。
蔵書が増えてくるにつれてしだいに自分でも把握できなくなり、
すでに持ってる本をダブって買ってしまったりというヘマをしばしばやらかしてしまい、
それに懲りて、古書店の店先で欲しいものを見つけても「待てよ、これはもう持っているかもしれない」となかなか手が出せなくなり、
ひいきの作家のコレクションもなかなか揃わない、という困った事態になってきたからだ。
さっそく蔵書と照らし合わせながらデータの登録を始めたが、
ふつうに書名や作家名で検索しても出てこない本がけっこう多い。
わりと古めの本にそういうことが多く、かなりメジャーな作家でも古い作品になると出てこ
ない。
そういうときに「頑張って探したのですが見つかりませんでした」みたいなメッセージが表示されるのがなんかカチンとくる。単純に「not found」でいいやんけ!
以前検索したときは普通にヒットしたアイテムも出てこない。まあ出版物は日々たいへんな勢いで増え続けている。すべてに検索かけたらスピードが落ちるので、古くて誰も探さないようなアイテムはあらかじめ検索からはずれるよう制限をかけてるのかもしれない。
これでは古い本ばかりの自分の蔵書リストは出来上がらない。困ったことになった。
以前からある読書記録用のアカウントをのぞくと、検索では出ないアイテムもしっかり記録されている。ということは検索で出なくてもデータベースにはちゃんと存在しているのだ。
一計を案じて蔵書リストのアカから読書記録のアカをフォローし、そこに登録されてる本を蔵書リストアカからも登録できるようにした。あーややこし。
ブクログがサービスを開始したとき「これは便利なものができた」と、若い頃からつけていた読書記録をほとんどweb上に移行してしまった。しかし今回の件でネットの検索もけしてパーフェクトではないと痛感させられた。
また手書きの記録に戻るか‥‥。