日常ゴーゴー!

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北千住で名画。

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昨日の土曜は久しぶりに北千住まで出かけ、シネマブルースタジオという映画館で「アギーレ  神の怒り」を観た。

 

北千住にこんな劇場があるなんていままで知らなかった。もう2006年ぐらいからアート系の旧作を中心に上映しているらしい。料金も1000円とリーズナブルだ。

 

むかしの名作を大きなスクリーンで鑑賞できる機会は貴重だ。次回は「アギーレ」と同じヴェルナー・ヘルツォーク監督の「フィツカラルド」が上映される。

 

「アギーレ」の濁流に流されるイカダのシーンもぶったまげたが「フィツカラルド」のジャングルの奥を進む大型客船も大迫力なのでぜひ大画面で観てみたい。

 

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映画のあと、夕暮れがせまる通りを歩く。

 

北千住は子どものころ住んでいた町から近く、当時からわりとにぎやかだったので両親に連れられてよく遊びに来ていた。。

 

そういう意味では地元、というかふるさとのような場所なのだが、なんせ住んでいたのがもうウン十年も前なので今ではすっかり風景も変わり、なんかよそよそしい町になってしまった。

 

いま住んでいる地元から都内へでる際も北千住は通過点にあたるので、時間に余裕があるときは途中下車して街をブラつくこともある。

 

古くからのお店がところどころ残っていて 、昭和の雰囲気がかすかに漂っている。土曜日のせいもあるかもしれないがこの日も人が大勢出ていてにぎわいがあった。昼間から居酒屋の前でおじさんたちが普通に立ち飲みしている。

 

そんな商店街にも最近新しいお店があちこちにオープンしている。若い人がやっているのか造りやインテリアもオシャレな雰囲気だ。かといって敷居が高い感じもない。地元の人が気軽にくつろいでいる雰囲気だ。

 

映画の前に時間調整で入った店もそういう感じで、フランスのヌーベルバーグ映画のポスターで店の壁が埋め尽くされていた。

 

藝大とかもあるからカルチャー好きな若者も多いのだろう。前々から僕は北千住のことをシャレで「東の吉祥寺」と呼んでいたが本当にそんな感じがしてきた。

 

子どものころの思い出もあるし、もし今住んでいる場所を離れるとしたら、次は北千住に住んだみたい。