伊豆半島一泊の旅、2日目です。
堂ヶ島のホテルを出発、半島の西側をひたすら南下。
松崎町からどこまでも続く桜並木の道を下田方面へ。
当然ながら開花はまだまだ先ですが、個人的にはここの桜、河津より好きです。
下田ではリサイクルショップ(というより古道具屋?)をのぞいたあと爪木崎のすいせん群生地へ。
現在すいせん祭り開催中ですが花の見頃はもうちょい先だったかも。それでもたくさんの人が出ていました。
午後は半島の東側を北上。伊東へ出て、今回の旅のメイン目的である「まぼろし博覧会」を訪ねました。
NHKの某番組で紹介されたのを見て以来、いつか行ってみたいと思い続け、ついに念願かないました。
自分の乏しい文章力ではとても表現しきれませんのでともかく写真を見ていただきましょう。
これが入口。入館料1200円を払って中へ進みます。館内はすべて撮影OKの太っ腹。
巨大な大仏さま?がお出迎え。
昭和の生活や文化・風俗をテーマにしている(と思われる)展示の数々。その物量に圧倒されます。
ベースにあるのはエログロナンセンスなテイストでしょうか。メルヘンをテーマにした展示物もどことなくダークな雰囲気です。
なぜか、ペンギンの群れ。とにかく全館、いい意味で理解に苦しむコレクションで埋め尽くされています。建物はもともとホテルか何かだったんでしょうか。かなりの広さです。
さらに屋外にも展示が。小高い山のいただきに異様な光景が広がっています。
ひとまわりすると脳内を思いきりシェイクされるような体験です。いや、一度ではとても全貌をつかめない。リピーターになってしまいそうな中毒性があります。
ぶっちゃけ言ってしまえばただガラクタを持ってきて並べてあるだけ、みたいにも見えてしまいそうですが、その無造作ぶりにかえって凄みを感じるのです。
最近筆者の家も長年溜め込んだモノがあふれ、ゴミ屋敷一歩手前のカオスぶりに頭を悩ませていたのですが、この展示物に較べたらかわいいもんだなと頭を切り替えることができました。
こうなったら「まぼろし博覧会」にならってカオスを極限まで極めてみようかと開き直ってみたい気分です。
新年そうそう、いいもん見せてもらいました。