「ムーミン」の原作者、トーベ・ヤンソンの生涯を描いた「トーベ」という映画を観た。
ムーミンといえば最近埼玉県飯能市にテーマパークができたりして話題になっている。昔からの根強いファンも多い。
僕自身は子どものころアニメでよく見ていたが、それほどムーミン好きというわけでもない。まあムーミンがカバではないことぐらい知ってるけど。
この映画を見るまで原作者のトーベ・ヤンソンが女性であることも知らなかったくらいだ。
「ムーミン誕生の秘話を描く」という触れ込みなので、さぞかし創作にまつわるエピソードが満載かと思ったが、
映画の半分以上はトーベの同性愛についての話だった。
べつに同性愛が悪いというわけじゃないんですが。
またこの映画を見るかぎりでは彼女は意外にパーリーピーポーで、これもまたメルヘンチックなムーミンのイメージとは大きく違う感じです。
創作についての部分はやや通りいっぺんだった感じだ。わりと波乱もなくトントン拍子にいってる感じ。父親が有名な彫刻家だったせいもあるのかもしれない。
ネットで予告編を見たら最後のほうで「ほんとうに大切なのは自分が何をしたいのか、わかっていることだよ」というスナフキンの言葉が出てくるので
人生についてのメッセージみたいなものがあるのかと思ったがそういうのはあまりなかった。スナフキンじたいも出てこなかったし。
ということでこの映画を観て分かったことは「トーベ・ヤンソンが同性愛者(正確にはバイセク)だった」ということぐらいだった。
うーん、期待したほどではなかったがブログのネタになったからまあいいか‥‥。