
とうとうひと月先には60代だ。還暦まで秒読み段階に入った。
いやーもう明らかに、これから先は今まで生きてきた年数よりも短いわけだよね。
人生終盤にさしかかると、誰しも自分の人生ってなんだったんだろうみたいなことを考えてしまいがちだろう。
一生の仕事も見つからず結婚もせず子どもも持たなかった自分の場合とくにその思いが強いのかもしれない。
2、3年ほど前「人生の完成度」というブログを書いた。
その頃はどうすれば完成度を上げることができるのかいまいち自分でも分からなかった。いま以上にカネを稼ぐことなのか、贅沢な暮らしを送ることか、どれも違うような気がした。
いまも当時とそれほど考え方は変わっていないけど、
どっちにしろ世間一般が想像するような60代にはなれないし、なりようがない気もする。ふつうの人がたどるようなライフコースではなかったので。
この年になってくると、しだいに社会の常識というやつから自由になってきた自分に気づく。
そうそ、60代にもなっちゃ社会の中核を背負う現役から少しずつはずれていくんだから。少しは自由にやらせてもらってもいいだろう。
もしかしたら世間の常識をかえりみない「無敵のひと」はこういう思考回路なのかもしれない。いかん、これではただのわがままな年寄りだ。
年齢を重ねてはじめて分かることもあるのだろう。いつか「ああ、自分はこのために生きてきたのか」と気づくときがあるのかもしれない。
※画像はフリーイラストを使わせていただきました。