今日の仕事は福島まで1台引取りに行き、まっすぐ帰ってきて終了というオイシイ仕事。つい遊びモードになってしまいそうだ。出発が朝6時とちょっと早いけど、まあこれはいつものことだし。
ナビで行程を調べたら乗り換えが7〜8回あるらしい。同じ路線でも途中で何度も乗り継がなきゃならないのだ。
新幹線だったら2、3回乗り換えで済むのに会社はセコいので予算軽減のため鈍行で行けという指示。
朝6時に出ても到着は昼過ぎだ。半日電車に揺られるのかい。まあ新幹線も味気ないけど。
久喜駅からJRの快速電車ラビットに乗車(ここへ来るまでですでに2、3回乗り換え)。ちょうど朝の出勤時間帯で座れなかったがこれは想定内。古河からは座ることができた。
ふだんはなかなか集中できないが、長旅なのでじっくり読書できるかなと文庫本を開いたがいくらもたたずに眠くなってくる。いや、これもいつものこと。電車での移動時間は自分の場合そのまんま睡眠時間とイコールなのだ。
まわりのお客もけっこう爆睡してる。
電車に乗ってると感じるのが、東京周辺の電車だと座ってる人もスマホ見てたり本読んだり、あるいはパソコン出して仕事してたり、何かしらやってる人がほとんどだが、東京から離れるにつれビジネスマンも高校生もやたら寝まくってることだ。
たしかに窓の外の風景も単調で、駅と駅の間も長いから気持ちはわからないでもないんだけど。
なんかもう、起きてても楽しいことなんて何もないと言わんばかりだ。
そんなお客たちに囲まれてるとこっちも眠気をもよおしてくる。てか、移動中も寸暇を惜しんでネット見たり本読んだり、あくせくしてる自分がバカバカしくなってくる。
こういうゆるいライフスタイルも、ある意味幸せなのかもしれない。
睡魔が去ったあとも気分はダレダレ。しだいに電車に揺られてるのが苦痛になり始める。
他の人たちにすれば日常的に使ってる路線なんだろうけど、みなさん生活感出し過ぎでこっちもなかなか旅行気分になれない。いや、旅行じゃなくて仕事なんだけど。
宇都宮から乗った列車は黒磯止まり。ひとけのないホームに強制的に追い出される。まだ先が長いのにこんなところで…。
しかも次の電車は1時間後。せっかくなので改札口を出て黒磯ウォッチングで時間をつぶす。
通りは真新しいけどあちこちにレトロな建物が残っている。残念ながら朝早いのでほとんどがまだ営業前。
近代的なデザインの図書館もあったがこちらも開館前。時間つぶしに最適だったのに。
ブラーっとひとまわりして少し早めにホームに戻る。することないので駅の構内や通過列車をスマホで撮りまくり、突然撮り鉄に変身する。
それにも飽きたので待合室に入りこの記事を書き始める。ブログはほんとヒマつぶしに便利。
やっとのことで新白石行き列車が入線。
さすがにもう乗り込んでくる人はほとんどいない。ガラガラの4人がけボックス席を独占。
だんだん旅行気分になってきた…。