日常ゴーゴー!

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今週のお題「間取り」。

今週のお題「間取り」

 

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たまにはお題にチャレンジしてみよう。今回は「間取り」ですか。うーん、たしかに言いたいことがいっぱいある。

 

新入学や新社会人になって、それまでと住む場所が変わったという人も多いでしょう。そんな方々は新たな住まいで気分も一新、新生活に乗り出しているのでしょうが、自分は若い頃、2、3年一人暮らしした時期をのぞいてもう40年近く親の建てた実家に住んでいます。

 

バリバリ昭和時代の家ですが、この家の間取りがいろいろと問題が多い。

 

まず家の中央にかなりの広さの、何も利用価値のないスペースがある。

 

ちょうど家全体の三分の一にあたる面積だ。広さは畳10畳分ぐらいはあるだろうか。しかも吹き抜けになっていて、頭上までガランとした空間が広がっている。

 

ふだんは部屋から部屋へ移動するときに通る廊下でしかない。しかし廊下にしてはあまりに広すぎる。

 

この使い道のないスペースが家の中央を占め、居間や台所、洗面所などが周囲を囲むように配置されているような構造なので動線が良いとはいえず、部屋から部屋への移動が大変だ。寒い季節などは他の部屋へ行くのが非常におっくうになる。

 

かつてこのスペースには妹のピアノが置いてあった。この家に越してきて小学生になると同時に妹はピアノを始めたがその後数年でやめてしまい、以後そのピアノは使用されることもないまましばらくこのスペースに鎮座していた。

 

なのでスペースの無駄な広さはピアノのおかげであまり目立たなかったのだが、妹が結婚して家を出、使わなくなったピアノも処分したら、あとにはポッカリと何もない空間が生じてしまった。まるで空き家のような殺風景さだ。

 

今にして思えば妹のピアノを置くことを想定して、家を建てるときにあのスペースをつくったのではないかという気もする。

 

使い道がなく動線も不便なこの空間、できるだけ活用しようと僕は書棚を置いたりしているが、家の中が片づかないと両親には不評だ。

 

十分ひと部屋ぶんの広さがあるスペースだ。お金があればリフォームしてもうひと部屋作れるんだけどなあ。