上に立つ人たちが「五つの小」とか「この秋の三連休はガマンの三連休」などとシミるフレーズを連発している。
五つの小って童謡の「か〜わい〜いな〜な〜つの子があるからよ〜〜」を思い出すけど、あいにくふたつ足りないし、子じゃなくて小なのが惜しい。
いちおう説明しておくと「七つの子」という童謡です。もしかするといまの若い衆は知らないかもしれないから。
ちょっと前になるが自分より10ぐらい年下の人が「舌切り雀」の童話を知らなくてびっくりしたことがあった。
そんなことはどうでもいいけど、どこかの局のニュースが五つの小を「政策」というふうに紹介していた。
あれって政策なのか? どっちかっていうと、心がまえみたいなもんだろ。
いやー。ここへきて感染しないための心がまえをトップの方からご教授いただくとは。
そんなの誰だって心がけてるよ。もうちょい気がきいた政策はねーのかい、べらぼうめ。
なんだか「打つ手なし」感を強く感じさせるフレーズだ、五つの小w
というわけで(どんなわけだ?)ガマンの三連休がスタートした。
このところよく晴れて11月にしては気持ち悪いほどあたたかい日が続いてるが、
三連休初日もガマンするのがイヤになってしまうようないい天気。
それでも午前中は家でじっとガマンしていた。
そのむかし「子連れ狼」という時代劇で「じっとガマンの子であった」というフレーズが流行ったけど若い人は誰も知らないだろうな。
五つの小は、ガマンの子。そんなコロナ対策の合言葉はどうかしら。
午後はさすがにガマンも耐えかね、近くへコーヒー飲みに出かけたり、夕方はジム、そのあとモールへ映画「ばるぼら」を観に行った。
感想は、うーん、そうですねー、映像と音楽を楽しむ作品て感じかな。
とくに後半、二人芝居になってからはしんどかった。二階堂ふみはがんばってたけど。
22時帰宅。初日からガマンする意志のまったく見られない三連休の初日であった。