日常ゴーゴー!

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塩尻の「夜の街」。

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塩尻のホテルに昼過ぎに着いてそのまま部屋でダウン。

 

目がさめたのがちょうど夕方。階下へ食事におりる。ざる蕎麦を食べたが蕎麦の本場、信州のせいかいつも食べてるのより美味しく感じた。

 

夕食後、街の散策に出る。ホテルに来るときブックオフを見つけたので、夜ヒマだったら来てみようと計画を立てていたのだ。長時間古本を探索してると同行者に嫌がられるので、こんな時は一人で来るに限る。

 

いつも旅先に来ても観光地などほとんど寄らず、ふだんと同じような古本あさりばかりやってる。まあほかにすることもないし。

 

むかし添乗員をやってたころにさんざんまわったので、いわゆる観光スポットはほとんど関心がなくなってしまった。

 

かえって、その土地の素顔を感じさせるような場所のほうが興味深い。その土地に溶けこめたような気分になれる。

 

塩尻の町も初めてなのでいろいろと興味がある。最近は夜の街はコロナ感染の危険が高いとも言われているが、自分の場合、お酒を飲むような場所はめったに行かないし。

 

昼間混んでいた道もだいぶ車が減り、カーステレオでストーンズの「ベガーズ・バンケット」を聴きながら10分ちょっとでブックオフに着。ざっと棚を見てまわる。

 

まあ知らない土地に来たから珍しいものがあるかというとそうでもなく、だいたいどこに行ってもうちあたりと同じような品揃えだ。とくにブックオフみたいな大きなチェーンは。

 

日頃はほとんど特価本の棚しか見ないが、旅先なので奮発してそれ以外の棚ものぞく。これ以上本が増えても困るので2冊だけ購入した。

 

最近古本買いの歯止めがかからなくて困っている。コロナのためにコンサートやイベントも中止、都内に遊びに出かけることも減り、ヒマを持て余して古書店に入る率が高くなった。読む時間が確保できず積ん読ばかりが増えていく。こういう旅先とかでじっくり読書に専念すればいいんだけど。

 

コメダ珈琲も見つけたのでブックオフの帰りに立ち寄った。店内けっこう人が多い。地元の若者たちの会話を聞くともなく聞きながらパソコンを打って過ごす。

 

どこにでもあるような、なにげない塩尻の街の夜だった。

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