「MIU404」や「未満警察 ミッドナイト・ランナー」など、バディものの刑事ドラマが話題だ。
刑事ってたいがい二人一組で行動するのでバディものは作りやすいのだろう。
そこで日本の刑事ドラマにおける代表的なバディもの(つまり僕でも知ってる作品)をいろいろとリストアップしてみよう。
ちなみに筆者は「MIU404」も「未満警察 ミッドナイト・ランナー」も見ていない。たんなる「釣り」に使わせていただきました。
「俺たちの勲章」
日本のバディもの刑事ドラマの原点ではないかと勝手に選ばせていただきました。
主演の二人組は松田優作と中村雅俊。黒い革ジャンと白いスーツで、対照的な二人のキャラクターをコスチュームでも表現している。
このドラマに限らず、バディものってたいてい性格が対照的。2人で対立したり口ゲンカしたりしながら捜査にあたっていくのだ。
トミーを演じるのは国広富之、マツを演じるのは松崎しげる。なんだか安易なネーミングですね。
このコンビもやっぱり白面の貴公子キャラ国広と色黒がウリの松崎とで白黒対象的ではある。
ヤング諸君のために解説すると松崎しげるは役者ではなく「愛のメモリー」などのヒットで知られる歌手だった。ドラマ出演はこれが初めてだったと思うが軽妙な3枚目ぶりがマツの役どころにぴったりハマっていた。彼の起用を決めた製作陣は慧眼だったと思う。
「あぶない刑事」
忘れちゃいけない「あぶデカ」です。
舘ひろし演じるタカと柴田恭兵のユージ。この2人もタカはオシャレな白いスーツでユージは精かんな黒に身を固めていたイメージがあります。
シャレた会話の応酬がドラマの人気要因、同時にこのてのバディものの魅力のひとつではないかと思います。
代表的な(つまり自分はこれだけしか知らない)バディもの刑事ドラマをあげてみましたが、いずれも単独でも十分主役が張れそうなビッグネームばかりですね。