最近ではテレワークとかリモートワークという言葉が一般的になったけど、
ノマドワークという仕事スタイルはもう10年以上続けていて、自分の場合それが当たり前みたいになっちゃってるが。
緊急事態宣言が解除され、ライター仕事もぽつぽつ舞い込み始め、休業や営業時間短縮してた店もだいぶ元に戻ってきた。
ノマドワーク(テレワーク、リモートワーク含む)の大変さは、職場というものがないので逆にどこにいても「仕事しなけりゃ」みたいな気持ちに追いたてられがちなとこだ。
一見自由そうでありながら常に目の前に仕事がチラついてる、みたいなプレッシャー。
自宅で仕事もぜんぜんオーケーなんだけど、自分の場合家ではなかなか仕事に向かう気になれないので「仕事するため」だけに茶店やファミレスへ出かける。
本日も昼食をかねて近所のマックへ。
オシャレなノマドワーカーならスタバでMacだろうが、田舎町に住んでる貧乏ノマドは最安値のマックの100円コーヒーだ。同じマックでもえらい違い。
お昼どきのマックは夏休み中のせいもあってか、大勢の子どもを連れたママさんたちがテーブルを占領し、子どもたちが歓声を上げ店内を走りまわっている。
託児所状態のなかパソコン開いて作業開始。iPodを出してイヤホン耳に押し込みロックサウンドで外部の音をシャットアウト。完全防音ではないが意識はかなり集中できる。
ところがネットがなかなかつながらない。パソコンも何年も使っててデータがいっぱいなせいか、使いものにならないぐらい動きが遅い。
一計を案じて車で少し走ったところにあるネットカフェへ。周囲を仕切られたリクライニングの席で集中度UP、お店のパソコンは画面も大きく使い勝手が良くて仕事がサクサク進む。
残念ながら時間あたりいくらの料金なのであまりのんびり長居できない。必要なデータだけUSBメモリにダウンロードしてそそくさと店を出る。それでも40分ほど滞在で500円弱。普通のサ店のコーヒー一杯ぐらいの値段だ。
まだ少し時間があるのでショッピングモールのフードコートへ行き、軽い入力作業。結局原稿は入稿できなかった。ひとつの仕事が片付くまで店をいくつ転々とすればいいのだろう。
ノマドワーカー、まさに流浪の仕事人だ。