日常ゴーゴー!

取るに足らない日常の記録にただただ徹するブログ。

中古のテレビ。

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本年最後の休日だ。

 

明日も明後日の大晦日も朝まで夜勤、ついでに元日も深夜2時までバイトだ。

 

夜勤の場合、バイトがある日も休みの日も昼間の過ごし方はそう変わらない。日常的に寝不足状態なので家で寝たり起きたりしてるとあっけなく夕方になってしまう。

 

せっかくの休みなので1日寝て過ごしたくないのはやまやまなのだが。

 

今日は午後から近所のリサイクルショップへテレビを探しに出かけた。

 

居間に置いてあるテレビがこのところ調子が悪かったのだが、1週間ほど前からとうとう映らなくなってしまったのだ。

 

ちなみにこのテレビもリサイクルショップで買ったもの。値段は4〜5千円ほどで中古の中でも激安中の激安品だったが、1年ちょっと使っただけで壊れてしまった。まさに安物買いの銭失いというやつか。

 

これに懲りて次は新品を購入しようと思いつつ、またも中古に手を出してしまうのは、金銭的な余裕がないせいもあるが、ふだんそれほど見てないので中古で十分という気もしたからだ。

 

しかしさすがに4〜5千では心細いので予算2万ぐらいのつもりで近所のハードオフを物色し、1万3千円の品が見つかった。

 

画面もでかい。いままで使っていたテレビの倍はある。無名のメーカーなので多少不安もあったが、あちこち探すのも面倒なので即決してしまった。

 

そのまま車に積み込んで帰宅、壊れたテレビがあった場所に設置する。画面が大きいのでかなりの圧迫感だ。

 

これで年末年始のスペシャル番組も楽しめそうだ。バイト続きで家に帰っても寝てばかりかもしれないけど‥‥。

 

 

 

ところざわサクラタウン。

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所沢に新しくできたサクラタウンという施設に行ってきた。

 

メインの目的は、大量の本が展示されている角川ミュージアムの見学だ。

 

3時ごろ現地に到着。遠目からでも特徴的な角川ミュージアムの建物が見えてくる。建築家・隈研吾氏の設計によるものだが、なんつーか、見れば見るほど圧倒されるような、というか、いびつな建物だ。

隈さんすいません。

 

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近寄って思わず壁を撫でてみる。普通にざらざらした岩肌だった。

 

受付で入館チケットを購入しようとすると、次は17時からといわれる。コロナ対策のせいか入場制限をしているようだ。

 

とりあえず券を購入、2時間半待ちだ。館内でどこか休める場所を探し、タリーズコーヒーへ入る。1時間近く過ごし、続いて書店「ダ・ヴィンチストア」をのぞく。本はもちろん、ここでしか手に入らないようなグッズもたくさん並んでいる。

 

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ひとしきり書棚を眺め、外へ出るとそろそろ陽が傾き始めている。晴天に恵まれた1日で西の方にくっきりと富士山のシルエットが。高いデッキから武蔵野の台地の向こうに一望できた。

 

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あたりが暗くなりイルミネーションが輝き始める。アイススケートリンクもあって子どもたちが両親に見守られながらぎこちなく滑っている。

 

これも隈研吾氏がデザインを手がけた武蔵野坐令和神社にも灯がともり、鳥居のネオンも次々と色を変える。せせらぎに光が反射し、幻想的な光景だ。

 

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夜景を堪能するうちに見学の時間になり、ふたたびミュージアムへ。エレベーターで4階へ上り、扉が開くとそこには壁一面を埋め尽くす書物が‥‥

 

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当然ながら本の内容によって分類されているが、その分類がユニークだ。普通に文学だの歴史だのではなくて、詳しくは覚えてないが、細かいシチュエーションに合わせた分類だったように思う。とにかく大量の蔵書に圧倒されて、細かい分類まで見る余裕がなかったというのが正直なところだ。

 

もちろんこれらの本は自由に手に取ることができ、腰をおろして読みふける人もいる。

 

ダ・ヴィンチストアと同様、分類の仕方が独特で、一見別のジャンルと思われる本が隣り合っていたりする。どんなコンセプトのもとに本を並べているのか、興味深い。

 

奥へ進むと吹き抜けになっており、ビルの2〜3階分ぐらいの高さまで書物が並んでいる。見上げると頭がクラクラする。巨大な知の洞窟の底にいるようだ。

 

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階段でひとつ上の階へ上がると、今度は上からこの知の洞窟を見下ろすことができる。

 

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たしかにこの物量には驚かされるが、とてもすべてに目を通すわけにいかない。1、2冊チョイスして館内で読もうとしても、とても滞在時間中に読み終えられるものではない。パラパラめくってみるのが精いっぱい。

 

そう、何ていうか、ご馳走を前にしておあずけをくらっている気分だろうか。ずらりと並ぶ本の背表紙を前にして溜め息をつくばかりだった。

 

今回は初めてということもあってざっとまわるだけで終わってしまったが、次回はもっとじっくり、どんな本が並んでいるかチェックしてみたい。

 

 

 

 

沢木耕太郎のラジオ。

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イブは普通に仕事だった。

 

クリスマスで浮かれた客が夜中にいっぱいやってくるかと思っていたがそんなこともなくて、わりと静かに仕事ができた一夜だった。

 

ここ数年、クリスマスの夜だけJ-WAVEで放送されている沢木耕太郎の番組を聴くのが習慣になっている。もしかしたら去年のブログにもこの放送のことを書いたかもしれない(別のブログだけど)。

 

沢木耕太郎がDJやラジオパーソナリティーだと思われると困るので説明をしておくと有名なルポライターの人だ。

 

アジアからヨーロッパまでバスで旅した体験を描いた「深夜特急」3部作などが代表作。モノ書きとして目標としたい人のひとりである。

 

豊富な旅の体験や異国の話などを静かな語り口で語り、聴いていると心があらたまった気分にさせられる、1年の終わりを迎えるのにふさわしい番組だ。

 

今年も年末のバイトのシフト表を見ていて、放送が勤務と重なっていることに気がついた。

 

番組が始まる深夜1時ごろからは、店は自分一人になる。パソコンを出してradikoで聴こうかなーとも考えたが、

 

いくら深夜で人は少ないとはいえパラパラと客は来るし、常にパソコンの前にいるわけにもいかないので、どうせ集中して聴いていられるわけもない。

 

「聖夜は沢木耕太郎を聴きながらバイト」の企画はとりあえず断念した。

 

まあradikoにはタイムフリー機能というものがあり、放送されて1週間のあいだはいつでもその番組を聴くことができる。

 

夜勤を終えて25日の朝帰宅し、ひと眠りして昼前から聴き始めたが、昼間はなかなか集中できない。少し聴いては中断し、断続的に聴いている。こういう聴き方はなんか落ち着かないなー。

 

この週末、少し時間がありそうなので集中して聞くことにしよう。

 

 

 

 

大そうじの下準備。

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土日の休みにちょっと時間があったので、またまた部屋の模様替えを始めてしまった。

 

今回も大きな書棚やCDラックを別の部屋まで移すかなり大がかりな作業となった。

 

ちょうど年末だし、配置換えをしながら大そうじの下準備にもなって一挙両得というやつだ。

 

本やCDが詰まった棚はそのままではもちろん重くてびくともしないので、いったん中身を全部出して空にしてから動かすことになる。

 

さぞかし大変な作業だろうと思われるだろうが、実は本もCDも段ボール箱に入れた状態で棚に並べてあるので、

 

棚から出すときは箱ごと出せばいいのでそれほど大変なことはない。ま、重いことは重いけど。

 

逆に本に合わせた大きさの箱を探すのが大変だ。文庫、ハードカバー、雑誌とみんな大きさが違う。

 

本に合った箱が見つかっても、その箱が書棚に入らないというケースもある。箱チョイスはほんと難しい。

 

それらの箱はどこから手に入れるかというとほとんどバイト先のコンビニからだ。納品されてきた商品が入っていた空の段ボール箱をもらってくる。

 

仕事中は「この箱なら文庫を入れるのにちょうどいいなー」などと考えつつ商品を箱から出して並べている。

 

家に帰ってもバイト先と同じ段ボールが山積み状態なので仕事から開放された気がしない。なんだかなー。

 

ま、そんな風にして空になった棚を動かして新たなレイアウトにし、次は本をもとに収める作業だ。

 

CDや DVDもそうだが本の分類にはいつも苦労する。究極の分類法が見つからない。ジャンルをまたいでいるような本も多く、小説でも、これは文学なのかエンタメなのか判断に迷うこともある。ま、小説の場合は作家別に並べるのが当たり前だけど。

 

せっかく空になった棚に本を収めるのだから、きちんと分かりやすく分類して収納しようと頭を悩ませている。しばらく部屋は山積みの本で足の踏み場もない状態だろう。

 

大そうじの準備どころではない。大荒れに荒れた部屋で新年を迎えることになりそうだ‥‥。

 

今年最後の取材。

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きのうの日曜は久々の当日取材。

 

通常ぼくが書くのはちかぢか開催されるイベントの告知記事なので、開催前に主催者からイベントの概要を聞いて書くことが多い。当日の様子をレポートするのはわりとレアなケースなのだ。

 

昨日取材したイベントは朝9時スタートで、日曜の朝っぱらからしんどいなーと思いつつ車で向かった。まあ現場へ行ってしまえば仕事モードにスイッチが入るのだけど。

 

取材場所は市の公園。年の瀬の屋外は風も冷たい。まあ快晴に恵まれてよかったけど。

 

久しぶりにカメラも持っていく。前の日にちゃんとチェックしたのだが1、2枚撮ったら充電切れてしまった。仕方なくスマホで撮影。

 

まあこういうアクシデントもよくあることだが。当日は他のメディアからも取材に来ていて、みなさん高級なプロ仕様の撮影機材で撮影してまわっている。一人スマホで撮影するのはちょっとなさけなかった。

 

それはともかくとして、やはり久々の現場取材はいいものだ。事前に主催者の口から話を聞くだけではどうもイベントの内容がイメージしにくいときもある。当日の取材は会場の雰囲気や参加者のムードも伝わってきて、ただの告知ではないよい記事が書けそうな気がしてくる。

 

ま、話を聞くだけなら20分ほどで終わるのだが当日はほとんど最初から最後までつきあわなきゃならないので効率はあまりよくないけど。まあイベントに参加したという意識が持てるので悪くない。

 

年内の取材はたぶんこれが最後だろう。コロナの影響で前半まったく動きがとれなかったが秋口から少しずつペースを取り戻してきた。来年はもう少しがんばりたいものだ。

 

取材が終わるとお昼近く。太陽ものぼってきて肌寒さもやわらいでくる。とりあえずファミレスに入ってビーフカレーを食った。

 

 

 

 

東京ドイツ村のイルミネーション。

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年末といえばイルミネーションのシーズンだ。

 

夜勤バイト4連チャンが明けた休日、千葉県袖ヶ浦にある東京ドイツ村へイルミネーションを見に行く。

 

千葉県なのに東京ドイツ村というネーミングに違和感を感じるが、ま、東京ディズニーランドも成田の新東京国際空港も千葉県だし。

 

柏のピザ&パスタの店で昼食を食べ、国道16号線をぐるりとまわって京葉工業地帯に出、煙を吹き上げる高い煙突を眺めながらいざ現地へ。

 

ずっと下道で途中リサイクルショップをのぞいたりして柏から約2時間半。ドイツ村に着くころはちょうど日が暮れ始め、イルミネーション鑑賞に絶好の時間帯だ。

 

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車ごと入場門をくくり、なだらかな丘を登っていく。園内はかなり広い。

 

丘の上にはドイツのお城風の建物と観覧車がそびえ立っている。駐車場に車をとめ建物の門をくぐり抜けると、見渡すかぎりのなだらかな芝生の斜面がはるか下の方まで一望できる。雪が積もれば初心者用のスキー場にも使えそうだ。

 

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4時半をまわりイルミネーションが点灯、あたり一面が輝く光につつまれる。にぎやかなダンスミュージックも流れ、両親に連れられた子供たちが歓声をあげている。

 

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日はさらに沈んでいき雲のあいだに姿を隠す。闇の中、遠くの街明かりまで鮮明に見え、東京湾沿いのコンビナートの明かりも点々と連なっている。

 

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寒さもそれほどでもなく、空気も澄みきっている。今年は落ち着かない気分のまま過ぎた1年だったが、ようやく今年も終わりだなーとしみじみした気分がわいてきた。

 

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このまま何事もなく静かな年末年始が迎えられればいいのだが。都内の感染者数が過去最多を更新し続けGOTOも中止になった。まだまだ油断できない状況だが、輝くイルミネーションを眺めているとつかの間ほっとした気分になれた。

 

 

真夜中の浜田省吾。

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深夜3時過ぎ、というより明け方の4時前。

 

夜勤のバイトを終え、家に向かって車を走らせていたら

 

カーラジオのFMから聞き覚えのあるメロディが流れてきた。

 

ハ、ハマショーじゃねえか‥‥。

 

しかもかなり古い初期のナンバーだ。こんな曲がラジオでかかるなんて非常に珍しい。

 

しかも1曲終わると次から次へと浜省ナンバーが。時刻が変わり4時台も延々と続く。

 

FMヨコハマ、いったいどんな風の吹きまわしで浜省特集なんかを‥‥。

 

たしか浜省の誕生日は12月あたりだった。ひょっとしてバースデーなのかと思いネットで調べてみたら12月29日だった。

 

余談だがずいぶん1年が押しつまってから生まれたんだな、浜省。

 

そういえばニューアルバムが出るという話も耳にした。もう発売されたんだろうか。リリースと連動してのプログラムなんだろうか。

 

それにしてもふだんラジオではめったにかからないようなマニアックな選曲ばかりだ。まさに浜省祭り。

 

クリスマスシーズンにふさわしく「悲しみは雪のように」の旧バージョンや「センチメンタル・クリスマス」「ひとりぼっちのクリスマス・イブ」などなど‥‥。

 

自分的にはロック系のナンバーが好みなので、ふだんあまり耳にしないバラードナンバーがかかるとやはり懐かしさを感じてしまう。

 

中3あたりから浜省を聴いてるので、なんか、人生ずっと浜省とともにしてるみたいな気がしてくる。いまだにカラオケに行くと前半は浜省ナンバーのヒットパレードだし。ライブにもほんの数回だが足を運んでいる。

 

浜省ぐらいの長いキャリアになると、ファンの中には結婚して子どもが生まれ、という人たちもいて、ライブ会場に親子連れで、なかには孫を連れてきている人もいて人生感じてしまう。

 

そういう自分もさすがにこれだけ生きてくるといろんなことがあって、そのバックにはいつも浜省ナンバーが流れていたなーと思うとちょっと感慨深い。

 

思わず家に帰ってからもラジオをFMヨコハマに合わせ、朝6時ごろまで放送を聴いていた。

 

少し早めのクリスマスプレゼントをもらったみたいな気分になりました。